ライブレポート
2025夏の音楽レポート
2025年の夏は、いろんな音楽にまつわる経験をさせていただいたり、発見が詰まった夏でした。色んなイベントのイベントレポートやお礼、つぶやきを書いてみようと思います!
1.大学のテスト!!
7月の半ばに、僕が通う大阪音楽大学の前期末テストがありました。
音大のテスト、皆さんはどんな印象がありますか、、、?
実は!
テストがなくて、毎週の授業内の課題が評価につながる授業も多いのです!!
・・・これはめちゃくちゃありがたいです(笑)
知らない音楽のことを学んでいるそのままが評価していただけるのは、僕としては学びの延長線上という感覚で
特別、「テストに向けて〇〇しなきゃ!」とならないので、とても嬉しいです。
もちろん、内容を覚えないといけない授業もあって、「文学」の授業では万葉集について、色々と覚えました。
テスト週間が終わった後は、大学を通していただいた作曲のお仕事があり、学内でレコーディングもしました♪
下の写真は、その時の設備ではありませんが、こんな本格的なスタジオも大学にあるのです。

2.地区大会での演奏
さて、前期のテストが終わって夏休みになると、音楽づくしです。
まずは、今年「エレクトーンの地区大会での演奏」に声をかけていただきました。
今回は
・兵庫地区大会@神戸ファッション美術館オルビスホール
・東京・埼玉地区大会@はまぎんホール
・神奈川・千葉地区大会@はまぎんホール
の3日間で演奏とトークをさせていただくとのこと。
今回お声がけいただいた内容は「私とエレクトーン、コンクール、現在。」というタイトルの企画。
エレクトーンの大会(コンクール)だからこそ培うことのできたことを改めて振り返り、演奏を交えながら45分間のステージにまとめるのですが、しっかり考えておかないと何を話しているかわからなくなるので、、
家族にも聞いてもらいながら、試行錯誤して45分にまとまりました。
改めて、大会を通してやってきたことが今すごく生きてるなぁと気づくこともできましたし、
当時は大変なこともありましたが、今となっては色んなことに感謝です。
当日は、お客様も頷きながら聴いてくださって、とても嬉しかったです!
スタッフの方も舞台監督の方も、皆様優しく接してくださいました、、、!!
左から、神戸のオルビスホール、そして横浜のはまぎんホール。


横浜では、いろんな景色も見ることができました!
読んでくださっている皆様にも共有したいです!
まずはみなとみらいの夜景。


そしてみなとみらいのヤマハ。圧巻!広い!
1階のひらけた空間も素敵ですし、2階に展示されている楽器はほとんどすべて試奏が可能とのこと!
1台ずつヘッドフォンも付いていて、周りの人に音を聴かれるのに抵抗がある方でも気にせず楽しむことができます。


オマケ:
電車の扉にいた可愛い感じのくまさん(?)

3.初めての高崎へ
横浜での地区大会演奏が終わったら、その日のうちに群馬県・高崎市へ。
ヤマハミュージックスクエア高崎でのPlay&Talkにお声がけいただきました。
ですが!
行きは、大雨の影響で北陸新幹線が大幅に遅延していて、所定の電車に乗れるか分からないことが、横浜から東京へ向かう電車で判明しました。。。
実は今年3月に仙台を訪れた時にも東北新幹線が止まってしまうという事態が起きたのですが、何かと遠くに行くときは何か起きる気がします、、汗
なんとか北陸新幹線に乗ることができ、高崎へ!
群馬県は日本の中でも特に暑いと言われますが、本当に暑かったです!!
京都も暑いですが、どちらかというと湿気が多くてまとわりつく暑さです。高崎はなぜか、太陽が痛いくらい暑かったです。




Play&Talkは、午前と午後の2回ありましたが、たくさんの方が来てくださいました!
群馬県には、エレクトーンに熱心な方が特に多いんだそう。生徒さんもたくさん来てくださいました。
公演中も拍手をたくさんしてくださったり、笑ってくださり、僕もとても弾きやすく話しやすかったです。
スタッフの方も皆さん優しい方ばかりでした。感謝!
照明も、特別な設備ではないですがほんのりと高級感溢れる見た目で気に入りました♪

ホテルは、朝9時くらいに出れば間に合うのですが、朝バタバタするのが苦手なので6時過ぎに起床。
余った時間は作曲です!
今回の横浜2日間〜高崎のためにミニキーボードを買いましたが、大活躍です⭐︎
4.休養期間は作曲week!
外での演奏が多くない期間は、作家活動に専念する期間です。
自分の曲として曲を作ることもそうですが、今は作曲家として(というにはあまりに早すぎますが)、いろんな”お題”に対して歌モノの楽曲の1コーラスを作る、いわゆる「デモテープ」というのを作る日々です。
まだクオリティは高くないですが、PCを開いて曲を作っていない日はないと言っても過言でない気がします、、
歌モノは今まで多く作ってきたわけではないので、研究の時間も大切です。
色んな曲を聴いて分析するのは短時間でできることではないですし、分析する視点も色んな角度から見たいと思うと、かなり時間が必要です、、時間が足りない!!笑
PCで曲を作る、いわゆる「DTM」ですが、PCの中に「DAW」という作曲ソフトをインストールした上で、MIDIという情報を入力していきます。
さらに音を鳴らすには「音源」という、「DAW」とは別のものを買う必要があります。
「音源」というのは、バイオリン・ピアノ・トランペット・・・といった楽器のことです。
「DAW」の数は限られていますが、「音源」の数は星の数ほどあります。
さっきの写真を見ると、「Macも使って作曲家って感じ出してるなぁ」とか、業界の方は「Protools(DAW)使ってんの?!」となる方も多いかと思いますが、
実はこれらは自分で選んで購入したわけではなくて、僕が通う大阪音楽大学ミュージッククリエーション専攻で支給されているものなのです。
もちろん音源は自分で買い足していくのですが、それほどメモリ容量が多いわけではないので、、こんなことがしょっちゅう起きます。
再生ボタンを押すたびにパソコンがフリーズしたりするので、なかなかスムーズに作れない時も多く困ります、、
ソフトを立ち上げ直している間に、アイデアが逃げてしまう。。!


MacとProtools、使っている音源の相性もあると思いますが、一度Protoolsに慣れてしまうとやはり他のDAWに移行するのに腰が重いです。
ですが、使うDAWを変えるとまた思いつく曲や選ぶ音色も変わるので、最近はLogicというDAWも使い始めています。
今は作家活動のことで皆さんにお伝えできることが少ないですが、だんだん皆さんにも色んな形で作品を聴いていただけるようになるかと思いますし、そうなるように頑張り中です!!
5.TAKEOUT SHOW
少し遡りますが7月末には、ヤマハミュージック大阪なんば店で開催された「TAKEOUT SHOW」に参加させていただきました。
今年冬にも銀座店で開催されていましたが、その時とはまた違った設備で、かなりクールでおしゃれです。
この企画は、「全自動撮影の1人だけの空間で、自分の演奏動画を撮影できる」というのが醍醐味。
スタッフの方が案内してくださいますが、演奏中は退出してくださり、本当に1人だけの空間なので、人目を気にすることなく、何度でも演奏可能です。
カメラも何台もあり、高画質で綺麗に撮ることができます。
なかなか演奏動画の撮影って、する場所がなかったり、編集するのが面倒だったりしますよね。
でもこの「TAKEOUT SHOW」なら、録画ボタンを押すだけで簡単に高品質な動画が撮影できて、そのまま持ち帰ることができるのです!
僕は途中で衣装を変えて弾いてみたりしました。
このTAKEOUT SHOW、ヤマハ音楽教室生は割引もあったりするので、ぜひ次回開催される時に訪れてみてはいかがでしょうか。


ちなみに、今回撮影した動画はこちら。
以前、銀座店で開催されていた時の「撮影の裏側」動画もぜひ!
6.お世話になった先生方のライブ
8/13には「Electone Lovers」というエレクトーンライブに参加させていただきました。
JEUGIAでいつもよくしてくださる先生方が主に企画してくださっているライブで、普段の1人の演奏では味わえないようなアンサンブル感を感じることができました!
曲はほとんどセッション形式で、出演者の中には高校生の方もいますが、めちゃくちゃ盛り上がりました!!
出演者の皆様、先生方、ありがとうございました。

7.村上舞優さんとのライブ!!
さて、この夏の大きなイベントの一つが8/22にありました。
それが大東楽器さん主催のエレクトーンライブ「A Long Field〜Summer Smash〜」!
こちらは昨年東京の天王洲アイル・KIWAでさせていただいた、長野洋二先生プロデュースのエレクトーンライブ「A Long Field」の関西版。
同じ長野先生の門下である村上舞優さんとは、コンクール時代に「演奏研究会」というところで出会ったのですが、昨年のライブまではそれほど親交はありませんでした。
しかし、いざ2人で練習すると息ぴったり!キメのタイミングや長さまで、練習せずとも驚くほどぴったり合うのです。
昨年東京でさせていただいた時は色んな方に支えながら自主公演という形でしたが、今回は大東楽器さんが主催してくださり、大阪の「バナナホール」という超超超素敵なライブハウスでさせていただくことになりました。


会場は音も照明もめちゃくちゃかっこよく、テンションが上がりました!笑
素敵なパンフレットも、大東楽器の方が作ってくださいました。


この日のために新たに2人で書き下ろした新曲「Summer Smash」を演奏したほか、「博士ちゃんコーナー」では「改札を通った時になるエラー音」の再現方法もお話ししました。
ちなみに白衣の「博士ちゃん」バッチは母手作り。(白衣は某ネットショッピングR社で購入!笑)
前日に「色鉛筆貸して」と言われて何かなと思っていましたが、このイラストを描いていたそうです!
ちなみに非公式・非売品です(笑)


ちなみに、エレクトーンユーザの方々!このロゴ見たことある方いらっしゃいますか?
僕は初めて見ました。
(端が剥がれているのでシールのように見えますが、しっかりしたプレートです。)
通常は1枚のプレートにロゴが刻まれていますが、これは2枚に分かれていました。

会場には多くのお客様が来てくださいました!
中には大会に出ていた時代に一緒だった仲間の姿も。本当にありがたい繋がりに感謝です。
ここからは、SNSには載せられなかった、大東楽器さんが撮ってくださった素敵な写真をいくつかピックアップしてみます。








その他にも、テレビ朝日「サンドウィッチマンと芦田愛菜の博士ちゃん」に今年も出演させていただいたり、
大学のHPに掲載いただいたりしました。
以上、井上暖之の夏の音楽レポートでした!
この後9月にも、いくつか演奏させていただく予定があります。
そして9月半ばからは学校再開!
また今後もこのHPやSNSで情報をつぶやいていこうと思います。
引き続きよろしくお願いします!





